名刺はビジネスの世界で初対面の挨拶と自己紹介をする際に不可欠なアイテムですが、その次に重要なのが会社案内パンフレットです。
名刺が個人のプロフィールを伝えるツールであるのに対し、会社案内パンフレットはその名刺の持ち主が所属する企業の「顔」とも言えるもの。
名刺と共に、会社案内パンフレットはビジネスシーンにおける初対面の印象を左右する重要なツールです。
目次
お客様のところへ訪問する際、名刺しか持たず手ブラで行くのもなんだかなぁ・・・
なんて思うことはありませんか?
初見に会うお客様へ与える最低限の安心感や信頼感として、 やはりしっかりと印刷とデザインがされた会社案内パンフレットくらいは欲しいところですね。
特に、この場合の会社案内は「しっかりと印刷されたパンフレットが存在する」ということが一番の大きなポイントです。
以前の記事「パワーポイントで制作する会社案内」でも書きましたが、パワーポイントやワードなどのテンプレートで制作し、社内のカラーコピーで出力した会社案内では何の説得力も信頼感も無い上に、本当に実在する会社なのかすらも怪しく思われてしまうということです。
こういった名刺の延長線にあるような会社案内パンフレットの制作の場合、正直あまり予算を大きく掛ける必要もないでしょう。
具体的にはA3見開きの4ページ冊子などで制作し、会社の概略や大まかなサービスやイメージが伝わる程度でよいかと思います。
ただひたすら安く仕上げて、安かろう悪かろうでは元も子もないので、金額面と完成品のクオリティのバランスは気をつけなければなりません。
いくら名刺代わりといっても、やはり企業の「顔」となる販促ツールです。
そこにはブランディングという概念も存在します。
会社案内パンフレットで信頼を得るということを念頭に置き、 しっかりとしたものを制作しましょう。
COMPANY PROFILE PRODUCTION
会社案内パンフレットは、企業の理念、歴史、事業内容、製品やサービスの特徴、実績など、企業を多角的に紹介するためのもの。
これらの情報を網羅的に、かつ魅力的に伝えることで、パンフレットを手にした人に企業の強みや特色を理解してもらい、興味や信頼を引き出すことが目的です。
ビジネスの世界では顧客からの信頼を得る事で「人が人を引きつける」ことがもちろん重要ですが、「企業が人を引きつける」ことも同様に重要です。
会社案内パンフレットは、その企業の「顔」として、潜在的な顧客やパートナーに向けて、第一印象を形成する役割を担います。
そのため、デザインやレイアウト、使用する写真や色彩、紙質に至るまで、細部にわたり慎重に選び、企業のブランドイメージやメッセージを効果的に伝える必要があります。
もちろん違いは皆さん分かっているかと思いますが、あまり深く考えたことはないかと思います。
ですがあえてその違いを言語化することで新しい気付きがあるかもしれません。
名刺は限られたスペース内に名前、役職、連絡先など基本的な情報のみを含みます。
名刺の主な目的は個人間の連絡先交換で、あくまで個人の自己紹介ツールで、個人×個人です。
企業の人間として名刺を差し出しているとはいえ、あくまで個人同士の交流を目的としているため、その受け取り手は限定されてしまいます。
名刺が誰か第三者の手に渡って独り歩きすることは基本的にはありません。
会社案内パンフレットは企業の理念やビジョン、歴史などを通じて、顧客との情緒的なつながりを築くことも可能です。
さらに製品やサービスの説明、技術的な特徴や実際の顧客事例や成果物を紹介することで、企業の実力や信頼性をアピールできます。これは新規顧客の獲得や、既存顧客の信頼を深める上で非常に効果的で、顧客が取引の意思決定をする上で必要な情報を提供できます。
また、デザインやレイアウト、使用される画像や色彩を通じて、一貫した企業イメージを伝えることができ、企業のブランド価値を向上させ、潜在顧客の心に残る印象を与えることが可能です。
名刺とは違い、会社案内パンフレットが第三者の手に渡って独り歩きすることは十分にあります。
名刺と会社案内パンフレットは、ビジネスの「顔」とも言える重要なツールです。
名刺が個人間の初対面での信頼構築を助ける一方、会社案内パンフレットは企業の魅力や価値を深く、広く伝えるためのものです。
この両ツールを適切に活用することで、ビジネスチャンスの拡大や企業ブランドの強化につながります。
ちなみに弊社でも、コストを抑えて手軽に作れる会社案内制作のパッケージ「セミオーダープラン」をご用意しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
中小企業やスタートアップ企業、または初めて会社案内を作る企業にはお勧めのパッケージです。