前回の記事では「営業用ツールとしての会社案内」のお話をさせていただきました。
今回は「企業のブランディングツール」としての会社案内のお話をさせていただきます。
そもそも企業におけるブランディングとはなんなのでしょうか?
もちろん高級 = ブランディングではありませんね。
ブランディングとは簡単に要約すると
といったところでしょうか。
「お客様に対する約束」というのはその企業が提供する商材・サービスを、ユーザーが顧客として体験・体感した際に得られるバリューです。
言い方を変えれば、以前お話ししたUSP(Unique Selling Proposition)ですね。
これを会社案内にしっかり記載する必要があります。
そして「一目で認識できる不変的なもの」とは、ロゴ、イメージカラー、トーン&マナーなど、その企業や商材・サービスを一目で認識できるものとして表現されるものです。
これら2つを、会社案内に効果的に分かりやすく記載することが重要です。
「企業のブランディングツール」としての会社案内は、記載する内容はもちろん重要ですが、ビジュアル的な要素や体感的な要素も非常に重要なため、ご予算をしっかり掛けて作られることをオススメします。
例えば、商材が非常に高級にもかかわらず、チープな質感の会社案内だったり、ブランドカラーが仮に青にもかかわらず、会社案内は緑でデザインされていたり。
残念ながら、それでは企業のブランディング構築は成り立ちません。
会社案内を「企業のブランディングツール」として活用するのであれば、その企業の業種やサービスに見合った会社案内で 顧客がその企業のイメージを喚起できるものを作ることが重要ですね。
顧客体験をしっかり演出してあげましょう。
次回は求人案内で使用する会社案内のご紹介をしたいと思います。