会社案内やパンフレット制作の見積もりに必要な情報

会社案内やパンフレットの制作を社内で検討し、まずはデザイン制作会社へ問い合わせや見積もりの依頼を行います。

制作会社サイドの意見として、お問い合わせをいただくのは大変ありがたいのですが、やはり最低限の情報が無いことにはなかなかご返答のしようがないのも事実です。

意外によくあるお客様とのこんなやり取り

社内で会社案内やパンフレットの制作を行うことが決まりました。
そこで具体的な相談や実際の見積もりを取るため、デザイン制作会社へ問い合わせを行います。

お客様「会社案内パンフレットの制作を検討してるんだけど」

制作会社「例えばページ数はどれくらいでお考えですか？」

お客様「未定なんだよね～」

制作会社「印刷の部数はどれくらいをご希望ですか？」

お客様「どれくらいが妥当なんだろう？」

制作会社「ご情報はどういったものをお載せになるご予定ですか？」

お客様「う～ん、どうしようかなぁ」

制作会社「お考えのご予算感などございますか？」

お客様「特に決めてないんだけど、どれくらい掛かるの？」

制作会社「・・・」

お客様「・・・」

こういった会話はたまにあります。笑

お客様よりお問い合わせをいただいて大変有難いのですが、正直なところもう少しご情報が欲しいところです。

会社案内制作専門

COMPANY PROFILE PRODUCTION

会社案内・パンフレット制作専門のデザイン会社

4ページ100部が85,800円で制作可能

会社案内パンフレット制作の見積もり作成に必要な情報

新規で会社案内パンフレットの制作を検討し、デザイン制作会社へ見積もりをい依頼する場合、まずお客様からどんなご情報が必要かというと

• ご予算感（大まかでもOK）
• ご希望の印刷部数（○○○部～○○○○部くらい？でもOK）
• 記載されたい情報量や、それに伴うページ数
• 使用する用途や目的 etc.

上記の全てがなければというわけではありませんが、せめて1つくらいは指標になるものがないと制作サイドとしては会話が進まず、具体的なご提案のしようもありません。

非常に単純に言ってしまえば（制作の仕方やオプション等は割愛）

となります。

これが例えば

・未定　×　印刷部数　＝　制作費用　や、

・ページ数　×　印刷部数　＝　未定　なら

他の数字を指標にご予算感も算出可能ですが

・未定　 × 　未定　 ＝ 　未定

では残念ながらなかなかご提案のしようがありません。

デザイン制作会社側がヒアリングをするにも、あまりにも指標や基準が無さ過ぎるとなかなか難しいでしょう。

仮に予算感が未定だとしても、最安の制作費でも10万円以下～予算を掛ければ天井知らずでン百万の予算を掛ける事も可能ですし、印刷部数も同様で、仮に100部と1万部ではそのパンフレットを使った施策の内容も大きく異なりますし、これらを同列でお話するには若干無理がある上、やはり具体性がありませんね。

とりあえずデザイン制作のプロに聞こうも分かりますが

「とりあえずプロに聞けばなんとかなるだろう」という発想はもちろん分からなくはありませんが、初見でお客様の本質的なご希望や、抱えている課題や背景まではやはり図りかねます。

例えば「予算がこれくらいで会社案内の制作を考えているんだけど」とおっしゃっていただければ、そのご予算感でしたらこういった事が出来ますよとか、「4ページで部数は500部～1,000部くらいで考えてるんだけど」であれば大体これくらいのご予算感で追加予算でこういった事もありますよとか、制作会社は具体的なご提案もしやすく、さらに追加でのアイデアやアドバイスやオプション等も引き出せます。

まずは何かしらの指標になる数字をご検討されてからデザイン制作会社に問い合わせたほうが話がスムーズに進み、制作会社からもより建設的で具体的な提案や、予算を抑えるアイデアなどを貰えることでしょう。

執筆者情報

株式会社リアクト編集部

株式会社リアクトは、会社案内やパンフレット等の紙媒体の制作を専門に行うデザイン制作会社です。2011年の創業以来、業界や業種、事業の大小を問わず、様々な企業の会社案内パンフレットの制作を行ってまいりました。これまで培った専門ならではの豊富なナレッジやノウハウを本コラムにて執筆中。